ここ最近SNSなどで広告を見かける機会が増えてきた、「Temu(テム)」という海外通販サイト。

新規登録10,000円OFFクーポンなどお得すぎるクーポンや、SwitchやiPhoneが99円で購入できる!といった広告で話題のサイトです。

しかしその安さゆえ、「怪しい」「個人情報が盗まれるのでは?」「商品の品質が不安」などの悪い評判も多く目にします。

そこでこの記事では、今話題のTemu(テム)について、本当に怪しいサイトなのか、安全性や利用者のリアルな口コミ・評判などをご紹介していきます!

Temu(テム)を最大限安全に使用するための方法もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

  1. Temu(テム)とは?
  2. Temuが怪しいと言われる理由は?安全性をチェック
  3. Temu(テム)利用者のリアルな口コミ・評判
  4. Temuをなるべく安全に利用する方法は?
  5. 【危険】Temu(テム)は怪しいサイト?安全性やリアルな口コミ・評判を徹底調査!|まとめ

Temu(テム)とは?

Temu(テム)とは2022年にアメリカでサービスを開始したオンラインショッピングサイトです。

イギリスや、ドイツ、オランダなど欧米を中心に事業を拡大していますが、中国の拼多多/ピンドゥオドゥオ(以下PDDホールディングス)という企業が運営しているそうです。

「億万長者のように買い物をする」をコンセプトにしており、10,000円以上の割引クーポン配布や、Bluetoothイヤホンが500円~などの低価格設定で人気を拡大しています。

また、取り扱いアイテムは家電製品から家具、衣類、コスメ、日用品など多岐に亘ります。

なぜこんなに安い?

他サイトと比較した際に「圧倒的な安さ」が話題を呼んでいるTemu(テム)ですが、これほどまでの安さを実現している理由が気になります。

一般的にTemuの価格が安い理由として考えられているのは以下の3点です。

  • 中間業者を削減して手数料を減らしているから
  • 出店企業間での価格競争が起こるため
  • 人件費の安い海外工場を持つ企業が多く出店しているから
  • 実店舗不要でコストカットが可能だから

確かに、上記の4点はTemuの価格が安い要因として考えられます。

しかし、こうした取組は他の企業でも行われていることが多く、Temuがこれだけの安さを実現している理由としては少し不十分なようにも感じます。
そのためネット上では「何か他の目的があるのでは?」「個人情報が抜かれている?」などの憶測も飛び交っているようです。

SHEINとの違いは?

Temu(テム)と同じく、中国企業の運営するオンラインショッピングサイトとして有名なのがSHEIN(シーイン)です。

こちのSHEINはZoeTop Businessという会社が運営しており、親会社が異なります。

また、Temuが幅広い商品を扱うサイトであるのに対して、SHEINはファッションアイテムを専門に扱ったサイトとなっています。

Temuが怪しいと言われる理由は?安全性をチェック

コスパ良く買い物ができる反面、「怪しい」といった声が多いのもTemu(テム)の特徴です。

そこでこの項ではTemuが怪しいと言われる理由を解説していきたいと思います。

Temu公式の対応も含め、危険性・安全性をチェックしていますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

怪しい理由①|価格が安すぎる

Temu(テム)が怪しいと言われている最大の理由は、「価格が安すぎる」という点。

ここまでいくつか例をご紹介してきましたが、異常な価格の割引クーポン配布や、80%OFFの期間限定タイムセールなどが頻繁に行われています。

こうした安さの背景には、中間企業によるマージンの削減など、前項でご紹介したような要因が挙げられます。

ただやはり、ご紹介した要因だけでは説明がつかないほど安い商品が多いのも事実であるうえ、その点について公式から明確な回答があるわけではないため、利用者ごとのリテラシーに委ねられているというのが実情です。

怪しい理由②|運営企業がマルウェアを含むアプリをリリースしていた

Temu(テム)を運営するPDDホールディングスは、過去にマルウェア(コンピュータに害を与えるソフトウェア)を含んだアプリをリリースしており、Googleストアから削除されたことがあります。

Temu自体については、なりすましやオンライン詐欺対策に取り組む「Anti-Phishing Working Group(APWG)」に加盟するなど、個人情報保護に取り組んでいるようですが、それでもやはり不安は残ります。

また、SNS上では下記のように、クレジットカードなどの個人情報不正利用されたといった口コミも見られます。
口コミの真偽については判断の難しいところですが、少しでもリスクを回避したいという方は使用しない方が良いでしょう。

怪しい理由③|インフルエンサーの投稿が多すぎる

サービスを利用する際、インフルエンサーやレビューサイトの高評価が並んでいると逆に怪しく見えてしまうものです。

実際にTemu(テム)では公式サイトにアフィリエイトの申請ページがあり、誰でも簡単に紹介報酬を得ることができるため、報酬目的で高評価レビューを投稿している方が多いようです。

投稿の中に商品ページへのリンクや、アプリのダウンロードリンクがある場合、報酬目的の投稿である可能性が高いため、理解した上で内容を吟味しましょう。

ちなみに、本記事はTemuのアフィリエイトとは無関係の完全中立な立場から作成していますので、ご安心ください。

Temu(テム)利用者のリアルな口コミ・評判

さてここまで中国のオンラインショッピングサイトTemu(テム)について、特徴や怪しいと言われる理由について解説してきました。

ここからは実際にSNS上に投稿されたリアルな利用者の口コミ・評判をまとめていきます。

良い評判だけでなく、危険性などを指摘する悪い評判も忖度なしでご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

Temu(テム)の良い口コミ・評判

Temu(テム)について好意的な口コミ・評判は以下の通りです。

全体的に、価格に対する質の高さや、配送のスピーディーさを評価する声が多くなっていました。

また口コミ・評判の傾向として、質感や細かな見た目の粗が気になる衣服などは不満を感じる声が多く、反対に機能が重要なガジェットなどは高評価の声が多くなっていました。

Temu(テム)の悪い口コミ・評判

Temu(テム)についての否定的な口コミ・評判は以下の通りです。

Temuに対する悪い口コミ・評判で最も多かったのは梱包や商品間違いに関するものでした。
箱がつぶれている・濡れているなどのレビューが多いため、高級品を購入する際には特に注意が必要です。

Temuでは商品購入から90日以内であれば返金対応を行っているようなので、もし不備がある場合は問い合わせてみるのが良いでしょう。

またクレジットカードの不正利用についてですが、「友人が~」といった投稿や、「Temuが原因だと思う」などの投稿は見受けられましたが、確定的な情報はあまり見当たりませんでした。

Temuをなるべく安全に利用する方法は?

安さの反面、怪しい点も少なくないTemu(テム)。
筆者の個人的な意見としてはあまりご利用をオススメしませんが、「どうしても使いたい!」という方も少なくないでしょう。

そこでこの項では、Temuを最大限安全に使用するためのポイントをいくつかご紹介します。
ただし、下記のポイントは安全性を保証するものではないため、お気をつけください。

安全に利用する方法①|Webサイトから購入

前述の通り、Temu(テム)を運営するPDDホールディングスはマルウェアを含むアプリをリリースした過去があります。

現状、アプリ版Temu自体に明確な危険性は確認されていませんが、不安な方はアプリ版ではなくWebサイトを利用することをオススメします。

安全に利用する方法②|PayPalやApplePayを利用して購入

クレカ情報の流出を防止するため、Temu(テム)を使用する際はPayPalやApplePayなど、Temu側に支払い情報を提供しない方法を選択するようにしましょう。

また、Temuを利用後に届くメール(Temu以外を名乗る可能性もあり)にクレカ情報などを入力しないようにお気を付け下さい。

安全に利用する方法③|自宅以外を発送先に設定

配送先を自宅に設定すると住所流出の危険性があります。

不安な方はPUDO(ヤマト運輸の運営するロッカー)やコンビニなどを受け取り先に指定しましょう。

【危険】Temu(テム)は怪しいサイト?安全性やリアルな口コミ・評判を徹底調査!|まとめ

今回は今話題の格安通販サイト「Temu(テム)」ついて、特徴やリアルな口コミ・評判などをご紹介しました。

中間マージンを削減することで安さを実現しているTemuですが、その反面怪しい噂が多いのも事実のようです。

公式情報だけでは真偽の判別が難しい詐欺被害などもSNS上では見受けられたため、積極的に利用するのはあまりオススメできません。

もし、どうしても利用したいという方は、記事後半でご紹介した対策を行いつつ、細心の注意を払って利用するようにしましょう。

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公開日 : 2024/6/28


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