新しい機能や問題点の修正のために行われるwatchOSのアップデート。

アップルウォッチに何かしらの問題が発生し正常にアップデートが完了せず失敗してしまった、という報告が挙がっています。

今回は、アップルウォッチのアップデートができない原因と対処法を解説します。

目次

  1. アップデートができない原因とは
  2. アップデートができない時に確認すること
  3. 解決しない場合
  4. アップルウォッチのアップデートができない時の対処法は?まとめ

アップデートができない原因とは

アップルウォッチのアップデートができない場合、いくつか原因が考えられます。

  • アップデートに対応していない機種を使っている
  • WiFiに接続できていない
  • Bluetooth接続ができていない
  • iPhoneのOSが最新バージョンになっていない
  • バッテリー残量の不足
  • ストレージが不足している
  • それ以外に問題が起きている

問題になっていそうな原因を特定し、原因に合った対策を行うことでアップデートが正常に完了することがあります。

次の項目ではアップデートができない時に確認することを解説していきますので、原因に心当たりのある方は参考にしてみてください。

アップデートができない時に確認すること

『アップルウォッチのアップデートができない』という場面で確認するべき点を解説していきます。

アップデート対応機種か確認する

アップルウォッチ・iPhoneは機種によってOSが対応しておらず、アップデートができない場合があります。

アップデートができないと、最終的にアプリが使用できなったり問題点が改善されないなど、今後の使用に影響が出てくる可能性があります。

新しい機種への変更を検討してみるのも良いでしょう。

「watchOS 10」の場合、Apple Watch 2/4/5/6/7/8/9/SE/SE2/Ultra/Ultra2、iOS 17以降を搭載したiPhone XS以降の機種でアップデートが可能です。

Wi-FiとBluetoothの設定状況を確認する

「インターネットに接続できていない」といった内容でアップデートができない場合、Wi-Fiの接続先とBluetoothのオンオフを確認してみてください。

  • Bluetoothがオンになっていること
  • 機内モードがオフになっていること
  • iPhoneのWi-Fiを2.4GHzに接続する

誤操作によってBluetoothのオンオフは切り替わりやすい部分なので、一度確認してみることをおすすめします。

また、Wi-Fiは「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯に分かれており、アップルウォッチの機種によって接続先が異なります。

Apple Watch 6より前の機種の場合、5GHzのWi-Fiには接続できないため、2GHz帯に接続できているか確認してみてください。

WiFiの接続先(SSID)が分からない時

Wi-Fiルーターのメーカーや機種によっても異なりますが、ネットワーク名に「G」がついていれば2.4GHz「A」がついていれば5GHzのWi-Fiに区分けされていることが多いです。

メーカーによっては「2G」で2.4GHz、「5G」で5GHzとしている場合もあります。

【例】「〇〇〇〇-2G」、「〇〇〇〇-5G」、 「〇〇〇〇-G-〇〇」、「〇〇〇〇-A-〇〇」

iPhoneを最新バージョンのiOSにアップデートする

アップルウォッチを最新版OSにアップデートにするには、ペアリングしているiPhoneのバージョンも最新にする必要があります。

iPhoneのOSは「設定→一般→ソフトウェアアップデート」から確認することができます。

最新版iOSへのアップデートが済んでいない方は「ダウンロードしてインストール」をタップし、アップデートを完了させます。

アップルウォッチの充電残量を確認する

アップデート中にアップルウォッチのバッテリー残量が50%を切った場合、中断されてしまうケースがあります。

アップデート中にバッテリーが切れるとデータの破損を引き起こす可能性があるため、バッテリー残量が十分ある状態で再度アップデートを行ってみてください。

アップルウォッチとiPhoneを再起動する

充電残量やWiFiとの接続に問題がない場合、アップルウォッチとiPhoneを再起動してみてください。

再起動することによって端末に溜まったキャッシュ(履歴)がクリアになり、メモリが解放されるためアップデートが正常に完了する事があります。

しかし、アップデート中に再起動を行うと稀にデータの消失や破損に繋がる可能性もあるため、万が一に備えてバックアップを取っておくことをおすすめします。

再起動の方法

FaceID搭載モデル:サイドボタンと音量プラスボタンをスライダーが表示されるまで長押しし、「スライドで電源オフ」をスライドする。

TouchID搭載モデル:サイドボタンをスライダーが表示されるまで長押しする。

アップルウォッチ再起動:サイドボタンを長押ししスライダーが表示されたら電源ボタンをタップし「電源オフ」をスライド。10秒程待ってサイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しする。

ストレージ容量を確認する

アップルウォッチのストレージが不足している場合、アップデートができない場合があります。

アップデートには新機能などのデータが追加されるため、十分な空き容量が必要です。

容量不足している場合アップデートできないため、不要なデータの削除クラウドにデータを移動するなどを行い、十分な容量を確保した上で再度アップデートを行ってみてください。

解決しない場合

ここまでで上げた対処法でもフリーズしてしまう、アップデートが中断するなどの問題が起きてしまった場合、以下の方法を試してみてください。

  • アップルウォッチを強制再起動する
  • アップデートデータを削除する
強制再起動の方法

サイドボタンとDigital Crownを、Appleロゴが表示されるまで同時に10秒以上長押しする

アップデートデータを削除する方法

アップルウォッチ側で「設定→一般→ストレージ」をタップし、途中で止まっているソフトフェアアップデートを削除する。

アップルウォッチのアップデートができない時の対処法は?まとめ

アップルウォッチがアップデートできない場合どのような原因があるのか、また対処法についてご紹介しました。

アップデートができない時は、ストレージ容量、ペアリング、通信が不安定、バッテリー残量の不足などの原因が考えられます。

OSのアップデートは最新の機能を利用したり、セキュリティを強化するために重要な作業です。

2024年秋にはwatchOS 11のリリースが予想されているので、スムーズにアップデートできるよう事前に容量や機種を確認してみてください。

#Apple  #Apple Watch  #iPhone  #アプリ  #ガジェット  #スマートウォッチ 

公開日 : 2024/4/22


関連のニュース