新しい機能や問題点の修正のために行われるwatchOSのアップデート。
アップルウォッチに何かしらの問題が発生し正常にアップデートが完了せず失敗してしまった、という報告が挙がっています。
今回は、アップルウォッチのアップデートができない原因と対処法を解説します。
目次
- アップデートができない原因とは
- アップデートができない時に確認すること
- アップデート対応機種か確認する
- Wi-FiとBluetoothの設定状況を確認する
- iPhoneを最新バージョンのiOSにアップデートする
- アップルウォッチの充電残量を確認する
- アップルウォッチとiPhoneを再起動する
- ストレージ容量を確認する
- 解決しない場合
- アップルウォッチのアップデートができない時の対処法は?まとめ
アップデートができない原因とは
アップルウォッチのアップデートができない場合、いくつか原因が考えられます。
- アップデートに対応していない機種を使っている
- WiFiに接続できていない
- Bluetooth接続ができていない
- iPhoneのOSが最新バージョンになっていない
- バッテリー残量の不足
- ストレージが不足している
- それ以外に問題が起きている
問題になっていそうな原因を特定し、原因に合った対策を行うことでアップデートが正常に完了することがあります。
次の項目ではアップデートができない時に確認することを解説していきますので、原因に心当たりのある方は参考にしてみてください。
アップデートができない時に確認すること
『アップルウォッチのアップデートができない』という場面で確認するべき点を解説していきます。
アップデート対応機種か確認する
アップルウォッチ・iPhoneは機種によってOSが対応しておらず、アップデートができない場合があります。
アップデートができないと、最終的にアプリが使用できなったり問題点が改善されないなど、今後の使用に影響が出てくる可能性があります。
新しい機種への変更を検討してみるのも良いでしょう。
「watchOS 10」の場合、Apple Watch 2/4/5/6/7/8/9/SE/SE2/Ultra/Ultra2、iOS 17以降を搭載したiPhone XS以降の機種でアップデートが可能です。
Wi-FiとBluetoothの設定状況を確認する
「インターネットに接続できていない」といった内容でアップデートができない場合、Wi-Fiの接続先とBluetoothのオンオフを確認してみてください。
- Bluetoothがオンになっていること
- 機内モードがオフになっていること
- iPhoneのWi-Fiを2.4GHzに接続する
誤操作によってBluetoothのオンオフは切り替わりやすい部分なので、一度確認してみることをおすすめします。
また、Wi-Fiは「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯に分かれており、アップルウォッチの機種によって接続先が異なります。
Apple Watch 6より前の機種の場合、5GHzのWi-Fiには接続できないため、2GHz帯に接続できているか確認してみてください。
Wi-Fiルーターのメーカーや機種によっても異なりますが、ネットワーク名に「G」がついていれば2.4GHz、「A」がついていれば5GHzのWi-Fiに区分けされていることが多いです。
メーカーによっては「2G」で2.4GHz、「5G」で5GHzとしている場合もあります。
【例】「〇〇〇〇-2G」、「〇〇〇〇-5G」、 「〇〇〇〇-G-〇〇」、「〇〇〇〇-A-〇〇」
iPhoneを最新バージョンのiOSにアップデートする
アップルウォッチを最新版OSにアップデートにするには、ペアリングしているiPhoneのバージョンも最新にする必要があります。
iPhoneのOSは「設定→一般→ソフトウェアアップデート」から確認することができます。
最新版iOSへのアップデートが済んでいない方は「ダウンロードしてインストール」をタップし、アップデートを完了させます。
アップルウォッチの充電残量を確認する
アップデート中にアップルウォッチのバッテリー残量が50%を切った場合、中断されてしまうケースがあります。
アップデート中にバッテリーが切れるとデータの破損を引き起こす可能性があるため、バッテリー残量が十分ある状態で再度アップデートを行ってみてください。
アップルウォッチとiPhoneを再起動する
充電残量やWiFiとの接続に問題がない場合、アップルウォッチとiPhoneを再起動してみてください。
再起動することによって端末に溜まったキャッシュ(履歴)がクリアになり、メモリが解放されるためアップデートが正常に完了する事があります。
しかし、アップデート中に再起動を行うと稀にデータの消失や破損に繋がる可能性もあるため、万が一に備えてバックアップを取っておくことをおすすめします。
FaceID搭載モデル:サイドボタンと音量プラスボタンをスライダーが表示されるまで長押しし、「スライドで電源オフ」をスライドする。
TouchID搭載モデル:サイドボタンをスライダーが表示されるまで長押しする。
アップルウォッチ再起動:サイドボタンを長押ししスライダーが表示されたら電源ボタンをタップし「電源オフ」をスライド。10秒程待ってサイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しする。
ストレージ容量を確認する
アップルウォッチのストレージが不足している場合、アップデートができない場合があります。
アップデートには新機能などのデータが追加されるため、十分な空き容量が必要です。
容量不足している場合アップデートできないため、不要なデータの削除クラウドにデータを移動するなどを行い、十分な容量を確保した上で再度アップデートを行ってみてください。
解決しない場合
ここまでで上げた対処法でもフリーズしてしまう、アップデートが中断するなどの問題が起きてしまった場合、以下の方法を試してみてください。
- アップルウォッチを強制再起動する
- アップデートデータを削除する
サイドボタンとDigital Crownを、Appleロゴが表示されるまで同時に10秒以上長押しする
アップルウォッチ側で「設定→一般→ストレージ」をタップし、途中で止まっているソフトフェアアップデートを削除する。
アップルウォッチのアップデートができない時の対処法は?まとめ
アップルウォッチがアップデートできない場合どのような原因があるのか、また対処法についてご紹介しました。
アップデートができない時は、ストレージ容量、ペアリング、通信が不安定、バッテリー残量の不足などの原因が考えられます。
OSのアップデートは最新の機能を利用したり、セキュリティを強化するために重要な作業です。
2024年秋にはwatchOS 11のリリースが予想されているので、スムーズにアップデートできるよう事前に容量や機種を確認してみてください。
#Apple #Apple Watch #iPhone #アプリ #ガジェット #スマートウォッチ
公開日 : 2024/4/22
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