今回ご紹介するのは、クラウドファンディングサイト『Makuake』にてbackroomがプロジェクトを行っているおしゃれで日常使いもできる"roku"というカメラバッグです。

現在支援総額500万円を超え、大人気プロジェクトとなっているカメラバッグ"roku"ですが、何故そこまで人気なのかを深堀りしてご紹介します。


先出し感想

    本革製の高級感とシンプルな見た目が相まってスーツにも私服にも合わせられる使いやすさ。
    なで肩の私でも背負った時のフィット感が凄く、パソコンとカメラを入れているのに軽く感じます。
    とにかくこのカメラバッグは『こんなの待ってた!』と言いたくなる商品です。

目次

カメラバッグ"roku"制作の経緯


カメラバッグというものを皆さんご存知でしょうか?
この記事を見に来て頂いている大多数は写真を撮り、カメラを持ち運ぶことが多い方々かと思います。

カメラバッグはその名の通りカメラを入れて持ち運ぶカバンのこと。
多くのカメラバッグはカメラ本体やその他の付属品(3脚・バッテリー・充電器・予備のカメラ・レンズ数本など)の収納力に特化させることに注力することで、デザイン性やカメラ用品以外の収納力には弱くなってしまう事も事実です。

制作に集まったのは今まで様々なカメラバッグを使い、カメラバッグに対し不満を抱えていたトップクリエイター達。
そんなトップクリエイター達が日常的に使える"デザイン性"と"収納力"を兼ね備えたちょうどいいカメラバッグが構想期間3年を経て完成したのが今回の『roku』となっています。

クリエーター達の要望


カメラバッグ『roku』には様々なジャンルで活躍するトップクリエイター達の要望が詰まっています。
ジャンルが変われば使っている機材も変わってきます。

ただ、クリエーターたちの中でも共通してこだわったポイントがあります。

強くこだわったポイント
  • オールレザーであること
  • カメラファーストではない
  • 内装は超機能的

上記の3点がおしゃれな見た目でありながらもカメラバッグとしての機能もしっかりあり、日常的にも使用出来るカメラバッグの製作を実現させました。

日常的に使えるカメラバッグ


カメラを持ち運ぶバッグを選ぶ時、皆さんはどちらを重視しますか?

[カメラ用品を入れるために作られていない為、大事なカメラやガジェットが乱雑になってしまう"おしゃれなバッグ"]
[カメラ本体やガジェットが沢山入るように間仕切りされている為、カメラバッグとしての機能性はとても高いが"見た目が良くないバッグ"]


私は趣味として写真を撮っているので、仕事としてでは無くお休みの日にお出かけでカメラを持ち運ぶことが多いです。
となるとガッチリとしたカメラバッグでは見た目が好みではなく、今までは普段使いが出来る間仕切りのないリュックを購入していました。

なので、仕事の通勤でも使用し、尚且つ休日のお出かけにも使用出来るカメラバッグというのは今までありませんでした。

ただ『roku』は、オールレザーなのでスーツでも使用でき、シンプルな見た目なのでどんな私服にも似合うという最高なカメラバッグとなりました。

カメラバッグ"roku"のこだわり


ここまでで1番のこだわりである"日常的に使えるカメラバッグ"というのがお分かり頂けたかと思います。
ここからはその"日常的に使えるカメラバッグ"をどのように製作したのかお伝えします。


おしゃれなデザイン


ブラックでまとまったカラーリングに余計なチャックやポケットが無く、とてもシンプルな見た目なので男性でも女性でも使用出来るユニセックスなデザインとなっています。

ほとんどのカメラバッグは、大きく開けられるようにチャックが全面にあり、細かなガジェットを取り出しやすくする為にポケットが至る所に存在します。
カラビナやバンドも多数付属し、いかにもカメラバッグという印象になります。

その為、周りから『あの人カメラマンなのかな?』と思わせてしまうほどです。
『roku』はどんなシーンにも邪魔をしないおしゃれな見た目とデザインが他のカメラバッグと大きく違う点です。

オールレザー(本革製)


シックでおしゃれな見た目を底上げしているのが本革です。
あえてマットな牛革を使用し、日常に馴染みやすく自然な雰囲気がとても良いです。

カメラバッグ本体やベルト部分、取っ手に至るまで細部にわたり牛革を使用している為、全体の統一感もありシンプルな見た目となっていると思います。

個人的にですが、本革の匂いもとても大好きで小学校の頃に習っていたソフトボールで使用していたグローブを思い出し物思いにふけると言う"リラックス効果"があると思っています。

収納スペース


ここまで見た目についてのお話が多かったのですが、カメラバッグとして大事な収納力についてもお話します。
まず大前提に、お仕事としてたくさんのカメラとカメラレンズ、カメラ機材などのガジェットを持ち運ぶ方には少ない収納力です。
なぜなら、根本的に"日常使い"に重きを置いているからです。

roku上部は日常スペースとして全体の約6割を締め、カメラや交換用レンズに充電器などを入れる機材スペースを約4割としています。
また内側のポケットはとても使い易いように設置されており、日常スペースにも機材スペースにもポケットがあるので、しっかり使い分けた収納が可能です。

機材スペースは、カメラ1台と交換用レンズ、予備バッテリーと充電器が収まるので十分な容量と言えます。

なで肩対応のショルダーベルト


個人的にとても嬉しいのが"なで肩対応"ということです。
多くのリュックでは肩がズレ落ち、どこかおさまりの悪いことが多々あります。

rokuはなで肩に対応する為、最も気持ちよく背負うことの出来る形状を開発し、パソコンやカメラなどを入れて重くなったカメラバッグがしっかりと背中にフィットするのでとても背負いやすいです。

製作に携わったクリエーター紹介


第一線で活躍するトップクリエイターが各々意見を出し3年の構想機関を経て作り上げたカメラバッグ『roku』。
そんな『roku』の製作に携わった開発メンバーをご紹介します。

映像クリエーター"Ussiy"


”Ussiy”オフィシャルサイト

好きを仕事へ。
福島県で生まれ育ち、高校卒業後は地元の工場に就職。
友人と結婚式の余興ムービーを制作したことをきっかけに映像へ興味を持つ。 海外クリエイターのYoutubeから編集スキルを独学で学び、 2018年末に工場を退職しフリーランスへ。
現在はCinematic作品やVlogコンテンツ、映像制作のノウハウなどの発信を、YouTubeなどSNSでの活動を中心に行なっている。



フォトグラファー"Ellie"


"Ellie"オフィシャルサイト

ブラジルの小さな町で、スペイン系の父と日系の母の間で生まれ育つ。11歳の時日本に渡る。
旅行と英語が好きで、英語科の短期大学を卒業し、旅行代理店で3年間働いた後、写真に人生を捧げることを決意。
ヨーロッパを旅した後、学生のときに出来なかった留学、ロンドンで写真を勉強する。卒業後写真への情熱を今も求め続け邁進中。

現在ポートレートをメインで撮影し、旅行先(海外含)で現地の人を撮影。その他にもスポーツ関係、ファッションやアパレルの撮影をしている。



ガジェット系YouTuber"高澤 けーすけ"


高澤 けーすけ - YouTube

都内在住29歳。
写真と旅とガジェットを愛するメディアクリエイター。

レビュー・ライフスタイル・テック・旅行など、"日々の生活がちょっとでも楽しくなる"ようなコンテンツを発信中。



映像クリエーター"DIN"


DIN FILMS - YouTube

1995年、鹿児島県生まれ
小中高は陸上やサッカーをしていたスポーツ少年だった。大学で上京し、4年間デザインについて学ぶ。新卒後はグラフィックデザイナー兼SNSマーケターとして働いていたが、一年後YouTubeにて自分が製作したいものを作って自己表現する世界を知り、映像クリエイターとなる。

自身のYouTubeでは旅に関するVLOGやCINEMATIC VIDEOを配信し、映像制作におけるチュートリアルも配信している。海外テイストのカラーや編集、撮影方法を得意としており、カメラを持って美しい世界を撮りに旅している。

海外の有名映像クリエイターとのコラボVLOGも人気があり、日本だけではなく海外からも評価されている映像クリエイターである。

昨年、自身のクリエイティブチーム「GRAPHERS TOKYO」を設立し、若年層に向けたヒューマンコンテンツや地域復興映像を配信している。



映像ディレクター"Patryckyuto Satohshimizu"


パト(@patryckyuto0116)さん - Twitter

1996年、千葉県生まれ

東京を拠点に活動している日系ブラジル人の映像作家。学生時代よりフリーランスとして写真撮影、映像制作を行うクリエイターとして独立。

単独撮影のみならず、スローモーション、空撮や水中撮影までも自らこなし、海外寄りのシネマティック表現を得意とする。
国際・日系クライアントの映像・写真を手掛けながら企業のSNSブランディングなども行っている。



映像クリエイター"柳田 好太郎"


Yoshi Travel Films

1989年生まれ。神奈川県出身。 自分の知らなかった世界を、旅、アート、音楽、ライフスタイルをテーマに映像と写真で表現している。

グラフィックデザインを専攻後、映像制作会社、ニュージーランドへの留学を経て、2016年よりYoshi Travel Films名義で活動を開始。

ドキュメンタリー制作をメインに、プロモーション映像、コマーシャル、ミュージックビデオ等様々な案件に関わる。
近年はニュージーランド、メキシコ、アメリカなど世界中のミューラルアート(壁画アート)、グラフィティ等のストリートアートフェスティバルのオフィシャルビデオグラファー、フォトグラファーとして参加。

2020年に世界中のストリートアートの魅力を日本に伝える為、『Artist Files』をローンチ。
またペインターの聖地横浜グラスルーツにて初個展『The World’s Muralism』を開催する。



プロダクトデザイナー"澤田 務"


千葉県出身。
ハクバ写真産業株式会社にてカメラバッグ・デザインのキャリアをスタート。
その後、アルティザン&アーティスト株式会社を経てVANGUARDのチーフデザイナー兼プロダクトマネージャーとして入社。

外国人デザイナーで構成するデザインチームを率い、世界的権威のあるプロダクトデザイン賞を取得する鍵となる。



カメラバッグ"roku"の使用感


ここからは私が使用した感想をお伝えします。
まず前置きとして私は先述したように、仕事として写真を撮るのではなく、趣味としてカメラを楽しんでいます。

ただ通勤時でも帰宅する前に写真を撮りに行く事もある為、基本的に通勤時にもお出かけにも四六時中カメラを持ち運んでいます。
そんな私のように気軽に写真を楽しむ方々にはピッタリなカメラバッグです。

本牛革を使用することで高級感があり、余計なものを削ぎ落としたシンプルな見た目は、どんな服装にも似合うので大好きです。

表に見える上部のポケットには敢えてチャックを使用しない仕様となっており、スマホを取り出し易くなっています。

チャックがなくて最初は心配だったのですが、ポケットの上部が下部に重なるような構造となっている為、中見が見えることも無くとても使い易いポケットとなっています。

また、ポケット内部にはAirpodsなどのイヤホンケースや定期など普段よく使用し出し入れの多い物を取り付けることが出来るゴムベルトが付いています。

カバンの中で迷子になりがちなものなので、これはとても嬉しいポイントです。

日常スペースは大口でしっかりと開きとても使い易い構造に。
折り畳み傘がすっぽり入る横幅があり、ポケットも多数。
日常スペースのポケットは全部で5個もあるので、無くしやすい細々とした物もしっかり収納できます。

機材スペースはとても取り出しやすく下半分が開く構造となっています。
機材スペース内の間仕切りは取り外し可能となっているので、自分の使用している機材に合わせたスペースに変更可能です。

またカメラバッグ横にあるチャックを開けると直接カメラ本体にアクセスできるのもかなり嬉しいポイントです。

カメラ本体だけを取り出すために大きく開ける必要が無くなるので、他の機材が不用意に落ちて壊れてしまうことがありません。

反対側にはペットボトルを入れることが出来るポケットがあります。
ただこのポケットが凄いのは普段ペットボトルを入れない時はスッキリと見え、使用する時だけ開くという"可変式ポケット"という仕組みなんです。

ペットボトルをカバンの中に入れると、結露で中が濡れてしまうという問題に対し、見た目を変えることなく解決しています。

それを可能にしているのはポケットに付いているマグネット。
マグネットのおかげで使用しない時にはピッタリとくっつき、とてもスマートな見た目になっています。

またペットボトルポケットの内部にはもう1つポケットがあり、ちょっとした小物も収納できます。

とっても大事なベルト部分。 なで肩にも対応したショルダーベルトの形状と本牛革のちょうどいい硬さによりとても背負いやすくなっています。
そしてショルダーベルトの長さ調整もとても簡単です。
金具部分のレバーをあげることでロックが外れ、自在に調整できます。

また、背中に当たるクッション部分には旅行の際に使用するトランクケースにかけることができるベルトが付いています。
コロナが落ち着いて旅行が増えると思っているので個人的にこの機能はとても嬉しいです。


こだわり抜かれた機能性と見た目の高級感が最大限に詰まったカメラバッグだと感じました。

まだ使用して1週間ではありますが、いつものリュックに比べ肩に感じる重さがショルダーベルトの形状により分散され軽く感じるのはとても驚きました。

まとめ(感想)


いかがでしたでしょうか? 今まで探していたカメラバッグがようやく見つかったと思う方も多いのではないでしょうか。

どんな服装にも馴染み、気軽にカメラを持ち運べるカメラバッグの中で『roku』が1番だと思います。
確かに機材を多く持ち運ぶことに特化したカメラバッグにガジェットの収納力は劣りますが、『roku』が目指す土俵はそこでは無いのがわかっていただけたかと思います。

マットな牛本革で見た目もかっこよくシンプルで、スーツにも私服にも似合うカメラバッグです。

残り日数が少なくなってきましたが、今ならまだ割引価格で購入可能なので是非気になった方は応援購入してください。



#家電  #カメラ  #ガジェット  #クラウドファンディング  #Makuake 

公開日 : 2022/5/6


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