ビジネスではもちろん、プライベートのファッションでも季節を問わず活躍する革靴。
カウレザーなど本革が素材に使用されている革靴は、定期的に適切な方法でメンテナンスが必要です。
革靴の手入れには保湿剤を塗り込むためのブラシや仕上げにかけるブラシなどが必要で、すべて揃えた場合3,000円〜5,000円前後となります。
メンテナンスというと、「揃えるものが多くて面倒」や「手順が分からない」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は簡単にできる革靴のお手入れ方法と、ダイソーで購入できるお手入れセットをご紹介します。
初めて革靴のお手入れをするという方でも簡単にできるので、お困りの方は是非参考にしてみてください。
目次
- 革靴を手入れしないとどうなる?
- 革靴の手入れに必要なもの
- 簡単!基本の革靴お手入れ方法・手順
- 100均ダイソーで買えるおすすめ靴磨きセット
- 靴クリーナー(チューブタイプ、15g)
- 靴ブラシ(豚毛)
- 靴クリーム(黒、チューブタイプ、15g)
- ペネトレイトブラシ
- コットン靴みがきクロス(靴用、2枚)
- 靴みがきクロス(革靴用)
- スピード靴磨きSlim
- 簡単!革靴のお手入れ方法と100均で買えるおすすめ靴磨きセット|まとめ
革靴を手入れしないとどうなる?
シューズメーカーなど、革靴は定期的に手入れすることを推奨されていますが、手入れせず放置するとどうなるのでしょうか?
まず考えられることがこちら。
- 革が傷む
- 型崩れする
- ひび割れが起こる
- カビが生える
- シミになる
革は乾燥や湿度、気温によって状態が変化する生き物のような素材です。
革靴の手入れを怠った場合、革が硬くなる、ひび割れ、カビが生えて白くなるなど、革の劣化が早まり履けなくなる可能性があります。
革靴の手入れに必要なもの
革靴のお手入れにはいくつか専用の商品を揃える必要があります。
ここでは革靴のお手入れに最低限必要な物をご紹介します。
お手入れ用品それぞれがどのような役割を持っているのかも合わせてご紹介していますので、ご自身の用途に合わせてお選びください。
- 馬毛ブラシ
- ペネトレイトブラシ
- 豚毛ブラシ
- クリーナー(リムーバー)
- 保湿クリーム
- クロス(古い布などでもOK)
- グローブ・ミトン
- シューキーパー
出典:Amazon
馬毛ブラシ・・・革靴のホコリ、汚れを払い落とすために使用します。
出典:Amazon
ペネトレイトブラシ・・・革に栄養を与えるクリームを塗り込むのに使用します。小回りがきくのでコバ周りなどにもまんべんなく塗ることができます。
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豚毛ブラシ・・・クリームを全体に馴染ませるために使用します。
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クリーナー・・・革靴に付いたシミや汚れを浮かせるために使用します。クリーナーで汚れを除去し、後から塗布するクリームを浸透しやすくする役割があります。
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クリーム・・・革の乾燥を防ぎつつ革に栄養を与え、革の柔らかさを保つ役割があります。
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クロス(または古い布)・・・クリーナーを染み込ませ、革靴の汚れを落とすために使用。専用のクロスではなく、Tシャツの切れ端など古い布でも代用できるので必要に応じて購入してください。
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グローブ・・・お手入れの最後に余分なクリームを拭き取り、磨き上げるのに使用します。
出典:Amazon
シューキーパー・・・型崩れの防止、湿気を吸い取るなどの効果があります。
簡単!基本の革靴お手入れ方法・手順
革靴が傷まないよう手入れするには、いくつかの手順があります。
ここでは革靴のお手入れ方法と手順についてご紹介します。
基本は下記の順序で行います。
ブラッシング → クリーナー → クリーム → 仕上げに磨き上げる → 防水スプレー
馬毛ブラシを使い、革靴の表面に付いた埃や汚れを払い落とします。
汚れが溜まりやすいコバの部分もしっかりとブラシをかけてください。
クリーナーをクロス(または古い布)に染み込ませ、革靴に滑らせて優しく汚れを拭き取ります。
クロスは指に巻きつけると拭き取りやすいです。クリーナーは良く振って10円玉程の大きさを目安に染み込ませてください。
※大量に付けすぎると変色の原因になる可能性があります。一度に付けすぎず、まずは少量ずつ塗布し拭き取ってください。
小さめの豚毛ブラシに保湿クリームを適量付け、革靴に塗り込み潤いを与えます。
※ムラにならないよう少量ずつ塗布し、くるくると円を描くように塗るのがコツです。
コバ周りにも忘れず塗るようにしましょう。
大きめの豚毛ブラシで③で塗ったクリームを馴染ませます。
グローブで余分なクリームを取り除きながら磨き上げます。
※余分なクリームが残っていると、クリームが空気に触れて酸化・硬化し革を傷める事があるのでしっかりと拭き取りましょう。
磨き上げた後はお好みでツヤ出しクリームなどを付けてもOKです。
雨などが染み込まないよう、最後に防水スプレーをかけます。
革靴のお手入れ頻度
革靴のお手入れ頻度は『月に一度』を目安にすると良いでしょう。
長期間履かない革靴の場合、シーズン終わりに保湿を行ってから保管するのがおすすめです。
過剰に手入れを行うと革に負担がかかり、型崩れの原因になる場合があるので適切な頻度で行うようにしましょう。
また、革靴を履いた後は簡単に埃をブラシではらったり、濡れた場合は拭き取るなど普段からのお手入れも大切です。
革靴が濡れた時はどうする?
革靴は雨など水に濡れてしまうとシミの原因になるだけでなく、硬くなる、色移りしやすくなる可能性があります。
急な雨などで万が一革靴が濡れてしまった場合、なるべく早く乾いた布を当て水分を取り除くことが大切です。
濡れてから時間が経ってしまった場合は、水を含ませてしっかりと絞った布で靴全体をまんべんなく濡らし、乾いた布で抑えてあげましょう。
その後はドライヤーなどは使わずに、丸めた新聞紙などを入れ型崩れを防ぎながら風通しの良いところで乾燥させてください。
しっかりと乾燥した事を確認できたら、クリームで栄養を与え保湿することをお忘れなく。
100均ダイソーで買えるおすすめ靴磨きセット
ここではダイソーで揃えることができる初心者におすすめの革靴お手入れセットをご紹介します。
前項目の『革靴の手入れに必要なセット』でご紹介したクリーナーや豚毛ブラシなど、革靴の手入れに必要な商品をまとめました。
「これだけ揃えておけばOK」という必要最低限のお手入れ用品をピックアップしたので、是非お手入れグッズ購入の参考にしてみてください。
靴クリーナー(チューブタイプ、15g)
チューブタイプの汚れ落としです。
ムラにならないよう布に少量ずつ伸ばし、革靴に付いた汚れを優しく拭き取っていきます。
革靴に汚れが付いていたりお手入れした際のクリームが残っていると、次のステップで保湿クリームが入りづらくなってしまうため大切な準備です。
靴ブラシ(豚毛)
革靴に保湿クリームを馴染ませるために使用するブラシです。
毛足がやや短めで、お手入れに慣れている方だと磨きにくい場合があるようです。
靴クリーム(黒、チューブタイプ、15g)
栄養補給と色の補正を同時に行える革靴用クリームです。
油性クリームではなく乳化性クリームなので、水分を多く含んでおり伸びが良いといった特徴があります。
付けすぎるとムラの原因となる可能性があるため、始めは少量をブラシに付けて伸ばしていくと良いでしょう。
また、栄養補給以外に防水効果もあるため便利なクリームです。
ペネトレイトブラシ
クリームをムラなく革に染み込ませるの便利な豚毛ブラシです。
小さめのブラシなので、シューベロなど細かいところにも届きやすいブラシです。
コットン靴みがきクロス(靴用、2枚)
汚れ落としのクリーナーや、クリームの塗布などお手入れ全般に使用できるクロスです。
柔らかな素材で靴に優しい綿クロスです。
靴みがきクロス(革靴用)
最後の仕上げで余分なクリームを除去しながら艶出しに使用するクロスです。
手を入れられるグローブタイプなので、片方の手に装着して磨き上げることができます。
出かける直前など、汚れが気になった時すぐに磨くことができるため日々の簡単なお手入れにも使用できます。
スピード靴磨きSlim
基本のお手入れが終わった後は、革靴の艶出しができる「両面使える!スピード靴磨きSlim」の使用がおすすめです。
無色透明で革靴の色を選ばず、片手でスポンジを滑らせるだけで手を汚さずに使えるため時間のない時に便利な商品です。
革靴に付着したホコリを軽くはらい、まんべんなく全体を磨いていきます。
左:使用前 右:使用後
画像右側のみにスピード靴磨きを使用してみました。
鏡面磨きほどのツヤは出ませんが、程よく光沢感が出せて高級感がアップしたように感じます。
片足5分もかからず簡単に艶出しできるので、出かける前にちょっとメンテナンス…と、時間のない朝でも使える便利な商品です。
スポンジは両面使えるため、表面が乾いたり汚れが目立ってきたら裏返して使用できるのでコスパの良さもポイントです。
簡単!革靴のお手入れ方法と100均で買えるおすすめ靴磨きセット|まとめ
今回は革靴のお手入れ方法と、100均のダイソーで購入できる靴磨き用品をご紹介しました。
革靴は生き物のような素材のため、手入れをしないと革が乾燥しひび割れ、型崩れなど劣化する原因になります。
長く履くためには月1回を目安にクリームで栄養補給するなどのお手入れが重要です。
また、履いた後はブラッシングして埃をはらうなど日頃からのケアも大切です。
あまり革靴を履かない方や初心者の方は、まずダイソーのお手入れ用品を使ってみて、足りない物は買い足すなどしてみると良いかもしれません。
公開日 : 2022/1/13
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